北支部 / 会員相互理解アンケート 分析レポート 1 / 13
DOYUKAI MIYAZAKI · KITA BRANCH · MEMBER SURVEY 2026.05

会員相互理解アンケート
分析レポート

24名の経営者の声から見えてきた
北支部のいまの課題
次にやるべき3つのアクション
集計概要

アンケート集計の全体像

24名の会員から寄せられた回答を、経営課題・関わり方の希望・自由記入欄まで多角的に分析。

有効回答数
24名
テスト・重複を除いた集計対象
経営課題項目
27項目
複数選択可で回答
中核世代
40代 14名
全体の約6割
実施時期
2026年5月
支部活動の現在地点
1
アンケートから見えた5つの事実支部全体に流れる「共通の悩み」を整理
2
経営課題チェック数ランキング TOP12人・未来設計・AI/DXの3クラスタ
3
会員の生の声 / 場づくりへの要望自由記入欄に表れた本音
4
北支部で次にやるべき3つのアクションデータから導かれる具体的な提案
KEY FINDINGS

アンケートから見えた5つの事実

回答者24名のチェック傾向・自由記入欄から、北支部に流れる共通テーマが浮かび上がる。

① 悩みは「人」「未来設計」「AI/DX」の3クラスタに集中

上位5項目は 評価制度・AI活用・時間不足・ビジョン・社員への理念浸透。北支部全体に流れる共通の悩みとして浮かび上がる。

② 「時間がない × ビジョン描けない × 不安」が30〜40代経営者の核

課題①④⑤⑥⑦をセットで選ぶ回答者が複数。日々の現場に追われ、未来や理念を言語化できない構造的な悩み。

③ つながり志向は「同業」より「同テーマ」

関わりの希望で最多は 「同じ経営テーマに向き合っている方と共に学び合いたい」。業種別より課題別グループのニーズが強い。

④ 「お金まわり」の不安が顕在化

価格転嫁できない8名、手元にお金が残らない5名。物価高と最低賃金上昇を多くの会員が肌で感じている。

⑤ 例会以外の「もう一歩深い場」を求める声が複数

同業意見交流会・信頼ベースのマッチング・小集団活動・裸の付き合い ── 自由記入欄に重なる要望。
課題ランキング ・ TOP5

経営課題チェック数 TOP5

24名のうち、当該課題にチェックを入れた人数。上位は全員に共通する「支部全体の悩み」。

1位タイ
⑦ 社員にビジョン・理念が伝わっていない
10名
1位タイ
⑮ 評価制度・賃金・労働環境が整っていない
10名
3位タイ
① 時間がなく未来や戦略を考える余裕がない
9名
3位タイ
⑤ 10年後の自社のビジョンが描けない
9名
3位タイ
㉔ AI/ChatGPTを経営にどう活かせばいいか
9名
読み取り 上位5項目はすべて、1社の課題ではなく支部全体の共通課題。 「人」「未来」「AI」が同じ温度で並んでいる点に注目したい。
課題ランキング ・ 6位〜12位

経営課題チェック数 6位〜12位

中位グループは「収益構造」「採用」「業務効率」が並ぶ。物価高・人材難の影響が色濃い。

6位タイ
④ 経営者として成長できているか不安
8名
6位タイ
⑪ 利益率が低い・価格転嫁できない
8名
6位タイ
⑳ 新規顧客獲得・販路開拓ができない
8名
6位タイ
㉒ 業務プロセスが非効率・属人的
8名
10位
⑭ 社員のモチベーション・主体性
7名
11位タイ
⑫ 採用しても応募が少ない
6名
11位タイ
㉕ DXを何から始めればいいかわからない
6名
3クラスタ ・ ①

クラスタ① / 人と制度

ビジョン浸透・評価制度・モチベーション・採用定着・本音コミュニケーション。「人」をめぐる悩みは支部最多の関心事。

▶ CLUSTER 01 / 人と制度
のべ43チェック / 約10名が関心
⑦ ビジョンが社員に伝わらない10名
⑮ 評価制度・賃金・労働環境10名
⑭ 社員のモチベーション・主体性7名
⑫ 採用応募が少ない6名
⑬ 採用しても定着しない5名
⑰ 本音のコミュニケーション5名
特徴 「採る」「育てる」「制度で支える」「想いを伝える」── すべてが揃わないと解決しない構造的テーマ。個社ごとの工夫より、他社事例の共有が有効
3クラスタ ・ ②

クラスタ② / 未来設計

時間がない・ビジョンが描けない・経営者として不安。日々の現場に追われて未来を描く余裕がない、という構造的な悩み。

▶ CLUSTER 02 / 未来設計
のべ40チェック / 約10名が関心
① 時間がなく戦略を考える余裕がない9名
⑤ 10年後のビジョンが描けない9名
④ 経営者として成長への不安8名
⑨ 自社の強み・弱みが整理できない5名
⑩ 経営計画が形骸化5名
⑥ 経営理念を言語化できない4名
特徴 一人で考えていても進まない、典型的な「壁打ち相手が必要」なテーマ群。 同友会の本領が最も活きるクラスタ
3クラスタ ・ ③

クラスタ③ / AI ・ DX

建設・介護・士業・食品・広告と業種を超えて、AI活用・業務効率化への関心が急増。北支部全体の業種横断テーマに。

▶ CLUSTER 03 / AI・DX
のべ26チェック / 約10名が関心
㉔ AIをどう経営に活かすか9名
㉒ 業務が非効率・属人的8名
㉕ DXの始め方がわからない6名
⑧ 財務諸表が読めない3名
業種横断の特徴 回答者の業種は建設・介護・士業・食品・広告と多岐にわたるが、AI/DXへの関心は世代・業種を超えて共通。支部全体の学習テーマとして打ち出せる。
MEMBER VOICES

「場づくり」への要望(自由記入欄より)

D-②「具体的な要望」に書かれた声を匿名で抜粋。例会だけでは満たされていない、もう一歩深いつながりへの期待が明確に見える。

「同業グループの意見交流会の開催」
「会員同士が分かり合える場づくりが必要」
「信頼ベースのビジネスマッチングの機会、場をつくってほしい」
「小集団活動を多くしてほしい」
「裸の付き合いで、ビジネスに繋ぎたい」
「社員教育、DXの進んでいる企業から学びたい」
「共に成長していきたい」
共通している要望 すべて「少人数で・深く・テーマを絞って」関わりたいという声。 例会の規模感では満たされない、より親密なつながりを求めている。
PROPOSAL ・ ACTION A

テーマ別小集団「経営課題ラボ」を3本立ち上げ

業種ではなく 同じ経営テーマ でゆるく集まる、月1回・3〜5名の小集団。3つの要望を同時に満たす。

① ビジョン・経営計画ラボ

① 時間/④ 成長不安/⑤ ビジョン/⑥ 理念言語化/⑩ 経営計画 ── 想定参加者 10名前後

② 人と制度ラボ

⑦ ビジョン浸透/⑬ 定着/⑭ モチベーション/⑮ 評価制度/⑰ コミュニケーション ── 想定参加者 10名前後

③ AI / DXラボ

㉔ AI活用/㉕ DX/㉒ 業務効率化 ── 想定参加者 10名前後
期待効果 「同テーマで学び合いたい」「小集団活動」「裸の付き合い」── 自由記入欄の3要望が 1つの設計で同時に実現 できる。
PROPOSAL ・ ACTION B

例会で「自社の強み言語化ワーク」を1回開催

ビジネスマッチング機能を高めるには、まず「自社の強み」を全員が言語化できる状態にすることが先決。

背景 ・ いま起きていること

C-③(自社サービスでどう貢献できるか)の回答に「わかりません」「不明」「ちゃんと考えて書きたい」と書く方が複数。商品マッチングは "何を売っているか"より"誰のどの課題を解けるか" の言語化が前提だが、それが揃っていない。

提案 ・ ワークの設計

  • すでに 具体的に書けている会員をファシリ
  • 「誰の」「どの課題を」「どう解けるか」の3項目を全員で書き直す
  • その場で会員同士の マッチング候補 も洗い出す
期待効果 このワーク1回で、北支部のビジネスマッチング機能が底上げされる。「信頼ベースのビジネスマッチングの場」という会員要望への直接の答えになる。
PROPOSAL ・ ACTION C

AI / DX学習会を例会の1コマ化(最短で着手できる施策)

㉔㉕で合計15のべチェック。北支部全体の関心事として顕在化しており、最も着手しやすい施策。

3段構成の例会ミニ企画

  • STEP 1 / ミニ講座(20分)── AIで何ができるか、業種別の活用事例を共有
  • STEP 2 / 業種別分科会(30分)── 自社で何に使えるかを少人数で議論
  • STEP 3 / 個別相談(任意)── 具体的に困っている人へのその場サポート
なぜ "最短で着手できる" か ① 関心を持つ会員が 10名前後 と既に揃っている/② 業種横断で広がる /③ ACTION AのAI/DXラボの 初動にもなる ── 一度の試行で複数の動きが生まれる。
次のアクション 次回の幹事会で「3つのアクションの優先順位」を協議。最も波及効果が大きいのはACTION C → A → B の順での着手を想定。
DEMOGRAPHICS

回答者属性(参考)

回答者24名の世代・立場・規模の分布。40代が中核を占めるが、20代から90代まで幅広い世代から回答。

世代分布
20代
1
30代
2
40代
14
50代
3
60代
1
70代以上
3
立場の内訳
創業経営者
10
承継済み
10
後継予定者
3
その他
1
社員数規模
0〜3人
7
4〜9人
4
10〜19人
7
20人以上
5
読み取り 中核は40代の現役経営者だが、世代も立場も規模もバラバラ。それでも上位課題が一致するということは、これらが 北支部の構造的なテーマ であることを示している。
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